2016年06月22日

フラメンコ協会新人公演-2

先日のフラメンコ協会の最終結果、もうご存知の方も多いと思います。
それに関わらず?私個人の感想を、ちょっとだけ書かせてもらうことにします。

ギター編については書いたので、カンテ編について‥‥。

昨年の出場者に比べれば、いわゆる“オンチ”の人は多くなかった。(昨年の出場者の方、気分を害したらゴメンナサイ<(_ _)>)
しかし、全くなかったという訳ではない。
元々オンチ傾向の人もいるだろうし、緊張のあまり音程が崩れる場合もある。
これは誰にでも起こりうることで、本場の唄い手さんの中にも不安定な人も少なくない。
故カマロンのようなコンパスも音程も正確な唄い手さんは、むしろ少数派かもしれない‥‥な〜んて、偉そうに言ってしまった!!

今回の出場者数は16名、ギターの6名と比べると、驚くほかはない。
出場者にある程度共通していたのが“宝塚”的な発声をする、ということだった。
喉の内側を緊張させて、胸から思い切り声を出す‥‥といっても、本人は腹から声を出しているつもりかもしれない。
そして、声の大きさで勝負を賭ける‥‥というような印象を強く感じてしまった。
おまけに、昨年同様、いや昨年以上のPAによる音質無視の大音響のおかげで、終始耳にティッシュを詰め込んで聴いていた。
終わった後で会場の外に出たとき、妙に懐かしい感じを思い出させてくれました。
そう、何時間もパチンコ屋に居て、負けて出てきた時に感じる急性難聴?的な症状です(苦笑)

そんな中で私の耳と心を掴んだ方がいらっしゃいました。
匿名希望?の松橋早苗さん、です。
私以外には誰も票を入れていませんでしたが、少なくとも私のフラメンコ心を、少しだけ?揺さぶりました。
他の出場者とは異なり、大きな声が“うるさく”感じなかったし、喉が柔らかく開いているような感じを受けました。
母音でリズムを感じていたし、息の使い方がとてもスペインを感じさせてくれました。
さらに、詩の行末、つまり“キメ”の持って行き方が本格的だった、と感じました。
ただ、やはり音程の不安定さが‥‥残念!!
ぜひ、ロングトーンの訓練をして、再度挑戦していただきたいと思います。

選考会議で出た話では、彼女はスペイン人の唄い手さんに真面目にレッスンを受けているそうだ。
でも、本場の人に習っていても、ダメな人はダメですからね〜、ギターも踊りも同様です。

しかし、ギターは親指とラスゲアードでガンガン音を出す、カンテは、とにかく声量で勝負、というのが一般受けするみたいですね。
50年前から、何も変わってはいないようです。残念!!

posted by 羊飼い at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | タマ〜に書く日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/175785854
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック