2019年06月09日

左手の絶対基本

 ちょっと大げさに感じてしまうかもしれないタイトルを付けてしまいました。
しかし、私のところにレッスンに来る人たちの多くが、絶対知っておかなければいけない、というか、知らないと大損してしまうギターの基本を知らないで練習しているように感じています。特に、1レッスンを受講する人たち‥‥。
ということで、フラメンコを弾く以前の、ギターを弾くための左手の絶対基本の一つを書いてみようと思う次第です。

前々から、ギターは左手で弾くもの、と書いていますが、歌で言えば舌やあごの使い方、と似ているかもしれません。ただただ地声で歌えばフラメンコになる、なんていう無次元の感じ方・考え方で歌っていては、他のジャンルの人たちからは馬鹿にされるだけ‥‥というのと同様でしょう。
でも、どうしても、そんなフラメンコを弾きたい方は‥‥今回もパスしてください(^^ゞ。

例として、ギターで最も基本的な押さえ方の一つであるF7(ファの属七)のコードで考えることにします。
(ちなみに、ギターでは同じ押さえ方でコード名がいくつかありますが、ここでは上記のように呼ぶことにします。)
ここでポイントになることがいくつかありますが、左手で最も重要なポイントのひとつである"アーチの作り方"について考えてみましょう。
聞いたことがない方は信頼できる仲間、先生などに訊いてください。
ちゃんと左手が使える人は必ず知っているはずです。知らないで弾いている人は‥‥言語道断です!!。
例えば、もし、足のアーチが無い、又は極端に小さい場合には、正しい歩行ができないだけでなく、いろいろな弊害が生じるようです。
それと同様に、両手共に言えることなのですが、特に左手のアーチがうまく作れないと、様々な弊害が生まれます。

1)セーハがキッチリと押さえられない。または、セーハの時に全弦が綺麗に響かない。
2)手の広がりが足りない。結果、弾けるファルセータが少ない。
3)左手の各指の独立性が乏しい。結果、出来ないスラーが多いし、速い動きが苦手。
4)フレットを押さえ続けられない、すぐに力が抜けるように弱くなる。結果、充分に音を響かせ続けられない。

‥‥等々、練習量ではカバーできない不都合なことが起きてしまうようです。
ということで、下の写真を見てください。
jidarite-1.jpg

細かく言えば肩甲骨辺りから考えなければいけないのですが、ここでは簡略化して考えましょう。
この写真の中にいくつのアーチがあるか、判るでしょうか‥‥??
答えは6個、です。よ〜くみて真似してみてください。簡単に少ない力で押さえられるようになります。
正しくアーチを作ることができれば、弾くことによる疲労度も少ないし、故障の原因を減らすことができます。
また、アーチは"交差する"ということを知っておかないと、手を"窄まらせる力"が発生してしまいます。くれぐれもご注意ください。
jidarite-2.jpg
角度を変えて撮影してみました。
アーチの存在が、よりハッキリと判る、と思います。大サービス、です(^^ゞ

jidarite_mal-2.jpg
これは悪い例です。
指の付け根が平面になってしまっています。陥りやすいワナ、ですね。
続いて、別の悪い例です。
jidarite-mal.jpg
手首の曲がりが異常ですね〜!!
手を"窄まらせる力"が発生していて、指のコントロールを阻害する押さえ方の典型的な例です。最も大損するタイプ、です。

他にも、何かしらの指が"逆ソリ"のようになってしまったり、伸び過ぎのような状態になってしまったり‥‥と、人によって様々な"無知から来る大損"的な左手の使い方をしている人が少なくないようです。
心当たりのある方は、即、改めるようにした方が得策かと思います。

mano-2.jpg
幸運を祈ります

posted by 羊飼い at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | フラメンコ処方箋
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