2016年07月29日

パコの映画に行ってきた

 7月23日から上映が始まったパコの映画?を、やっと今日、観てきた。
 今回はパスしようとも思ったのだが、ちょっと気になっていたし、ちょっと時間が空いたので行ってきた。
何故か‥ガラガラだった。昼の時間というせいでもあるのだろう。
ちなみに、シニア割引きで観ることができた(^.^)のだが、何故かお客さんのほとんどが同年代?の高齢者、どういう訳なのか‥わからない。どう見ても60代か70代と思われる女性が一人で来ていたりもする‥‥不思議だ。

肝心の映画の内容だが、パコについて、あまり知らない人には良いのだろうが、私のような“パコオタク”にとっては“そうそう、だよね〜!!”というエピソードばかり。これといって目新しい内容ではなかった。
ただひとつ、あのホセ・グレコがイタリア人だったとは‥‥知らなかった。

しかし、パコにとってのキーマンと言える人たち、例えばマリオ・エスクデーロ、ホァン・アビチュエラ、メルチョール親子、そしてフォスフォリートについての話がなかったのが不満と言えば不満。
でも、バンビーノの話が出てきた時にはニヤッとしてしまった。マドリードの某ビリヤード場で、何度となく鉢合わせしたことがあるから‥‥。
とても面白いエピソードがあるが‥ここでは書けない、ヒ・ミ・ツ‥。
ちなみに、バンビーノの伴奏をしているパコのレコードも何枚か所有しているが、とてもボサノバの影響を受けているのが良く分かる。バーデン・パウエルの影響らしい。

いずれにしても、パコのアンテナの感度の凄さは語り切れないだろう。さすがパクリ・デ・ルシアと呼ばれる所以ではある。
しかし、パコの凄さはパクルだけでなく、オリジナル以上のアレンジが施される、ということだろう。パクられたミュージシャンが“オレのアイデアをパコは素晴らしい音楽に変えてくれた‥‥”と感謝してしまうほどだから、凄さが分かる。

しかし、スクリーンに登場してくるほとんどのアーティストたちと、実際に接することができたということは、私にとって素晴らしい経験だった。
思えば、紛れもない天才であるパコ・デ・ルシアと同時代を生きてこられたことに、そして天才をリアルタイムで追い続けて来られたことに感謝したい。
フラメンコの良い時代に生まれて来た“運”にオ〜レ〜ッ!!

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posted by 飯ヶ谷 守康 at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | タマ〜に書く日記

2016年07月25日

エル・フラメンコでのライヴのお知らせ

『AKATUKI』〜心の赴くまま旅立ったパイオニアたち〜

2016.8.25(木) 新宿・エルフラメンコ 開場:18:00 開演:19:00
¥3,500(税込み)全席自由/1ドリンク付き
 ※別料金で軽食、パエリャなどもお楽しみいただけるとのことです。
[お問い合わせ]
mail:kawa125bunno1@t.vodafone.ne.jp
tel:ヒラルダ(川島)03-3965-8415/090-8344-8843

しかし、どう見ても“前期高齢者たちによるフラメンコギターコンサート”ですね。
それに副題の〜心の赴くまま旅立った〜というくだり、なんか、あの世に旅立ってしまったようにも解釈できますね〜!!(苦笑)

前半は三澤さんと鈴木さんのお弟子さんたちが演奏するようです。
後半に三澤さん・鈴木さん、そして私が演奏する‥という内容のようです。
最後にチョコットたけ踊りが入るそうです。

ところで、休業するというエル・フラメンコ、いろいろな人たちがライヴするようですが、貸しスペースとして残すのでしょうか‥!?
情報に疎い私としては疑問といえば疑問ですね〜!?
なお、チケット予約・お問い合わせですが、私に連絡をいただいても‥‥困ります。
主催者の方へお願いします。
よろしくお願いします。

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posted by 飯ヶ谷 守康 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | タマ〜に書く日記

2016年07月16日

エスペランサでのライブ-2

エスペランサでのライブ-2、です。

肝心の演奏内容というかプログラムについて、ちょっとだけ書いてみよう。

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1.Taranta
 プログラムの1曲目はタランタかアレグリアスに決めている。
 自分の好きな形式ということもあるが、パコのマネという説?もある。
 気分をフラメンコに集中しやすいというのが本当のところだ。
 ただ、なかなか受けないのが寂しいところだ。

2.Guajira
 昨年の春頃に浮かんだアイデアをもとに作ったモノ。特にイントロ部分は自分でも気に入っているのだが、
 他人様には理解されづらいものがあるらしい。
 当日、共演した二人のギター弾きには受けたようだ。お世辞かもしれないが、嬉しい。

3.Farruca
 だいぶ昔に作ったファルーカだが、イントロは最新のものを弾いたのだが、地味に聞こえてしまうらしい。
 スペインバロックの音をヴォイシングにも工夫をしたアレンジなのだが‥‥誰かわかって〜!!という思いだ。

4.Petenera
 必ずと言って良いほど弾くペテネーラ、今は亡き人々、動物等、命あったすべての存在に対しての冥福を祈りながら
 弾いている。といっても、細かなアレンジは“その時の気分”で変わってしまうが‥‥。

5.Minera
 これはオリジナルではなく、ビセンテ・アミーゴの曲を弾いた。
 というのも、こんな曲を作りたいのだが‥‥未完成。よってビセンテの曲で代用?という感じです。
 でも、パコのミネーラも素晴らしい‥‥時々はパコのミネーラに差し替えたりしている。

6.羊飼いの詩
 久々に弾くオリジナル。二人のギターを入れての3重奏。というのも、ソロでは弾けない曲だからです。
 本当はオーケストラを意識して作ったのだが、そんな機会は訪れることは無いですね〜。
 でも、札幌時代に自衛隊の音楽隊をバックにして弾かせてもらう機会がありました。気持ち良かった。
 本来はパーカッション、ベース、フルートも入っていたのですが、予算の関係上?ギター3重奏で弾いた次第。
 自分でも気に入っている曲、タイトルにもあるが“羊飼いの妄想?”が曲想になっている。

7.還流
 これも私の看板曲。タラントからルンバに流れて行く構成になっています。
 曲想というかテーマは“輪廻転生”というか“因果応報”というか“どうどう巡り”というか‥そんな感じで作りました。

8.Alegrias
 もともとソロの曲にカンテを挟むように弾いたら楽しいかな!?と思い、クーロにカンテをお願いしました。
 ただ‥‥打ち合わせに無い歌詞の唄を唄ってくれたおかげで、2つ目のファルセータを“ど忘れ”してしまった。
 パコのファルセータで間に合わせたが、カッコ良いと思っているファルセータを弾けず、残念!!。

9.Bulerias
 これも8.と同様に、カンテを挟むように弾いたら楽しいかな!?と思い、クーロにカンテをお願いしました。
 やはり打ち合わせに無かった唄が‥‥ま、本場のアーティストたちは、その時の気分で歌ってくるので
 当たり前と言えば当たり前なのだが、“主役はギターなのだ!”ということが、イマイチ伝わっていなかったのかも
 しれない。私の責任である。

10.Cantes por Curro
 仮題である。これはゲストとしてのCurroに気持ち良く好きに歌ってもらうためのプログラム。
 イントロの部分と最後だけは打ち合わせたのだが‥‥当日になってキー(調性)の変更を言い渡された。
 打ち合わせ時では5フレットにカポを付けた状態でEm、つまりグラナディーナスのコード群で弾いて欲しいとのこと
 だったのだが、当日のリハで“う〜ん、今日はソレアのキーで弾いてくれ!”とのこと‥‥
 “せっかくカッコいいファルセータを考えてきたのに‥‥”という言葉を飲み込んで“あっ、そうなんだ、了解”とするしか
 なかった。これも本場では当たり前と言えば当たり前、即座に移調すれば良いだけの話なのだが、
 込み入ったファルセータの場合、ボジションの関係上、難しいものがある場合もある。
 久々にカポ無しでソレアのキーで弾いた。左手が疲れる‥‥。
 “好きなカンテを唄って欲しい”と言ったバチなのかも‥‥。
 必死に頭を使って訂正・修正作業‥‥ハゲるはずだ。

最後にアンコールとしてギター3人で“二筋の川”を気分の赴くまま遊ばせていただいた。
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ざっとこんな感じで進行したのだが、実際にはプログラムの順番が、一部変更したことを付け加えておきます。
やはり‥気分‥による変更なのだが‥‥。

悪天候で来られなかった方に対しての事後報告のような書き込みになってしまったが、
もともと来るつもりのなかった人には関係のない書き込みになってしまいました。

また弾く機会が全くないとも言い切れないので、多少なりとも興味のある方は、
次回はぜひ足を運んでみてください。たぶん、全く異なるプログラムになると思います。
というのも、今回はソレアもシギリージャもファンダンゴも弾かなかったので、
次回はそれらを中心に弾いてみたい、という“気分”になりつつあるから‥‥。
でも、どうなんでしょうね‥‥。

posted by 飯ヶ谷 守康 at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | タマ〜に書く日記