2017年03月21日

ついに買ってしまった

 知り合いのギター弾きから教えてもらった情報なのだが‥‥
“まるでペンで書いた音符がどんどん浄書されるいく楽譜ソフトのStaffPad、知ってる!?‥ただし、Windows Surfaceシリーズのパソコンじゃないと使えないかも‥!?”ということだった。
さっそく紹介された動画(https://www.youtube.com/watch?v=D_PgKyqE3RU)を観て感動してしまった。
昔から欲しかった機能を持ったソフトが、ついに誕生したんだ‥スゴイ‥!!

しかし、パソコンから揃えなければならない‥‥半分年金生活の下流老人?には、ちょっと考えものだ。それに、いつまで使うか分からないから‥‥。
現在2台のパソコンとタブレット、そしてスマホ‥‥これ以上モノを増やしたくない‥‥という気持ちもあった。

ま、買う必要は無いだろうと思いつつ、いろいろと探してみていたら格安情報が見つかってしまったのだ。
今月末までならパソコンが2割引き、しかもSurface Pro4と同等のCPUを持っていてRAMが8ギガ、内臓SSDが256ギガ‥‥う〜ん、欲しい!!
ほとんど衝動買いのように購入してしまったという次第。
機種は‥ASUS 2in1 TransBook3 T303UA /Win10/Core i5/8GB/SSD 256GB/12.6型タッチ3K(WQ+)液晶/ASUS Pen付き/ T303UA-GN054‥というヤツだ。

ほとんど音楽専用に使う予定なので、容量的には問題ないだろう。
しかも価格がSurface Pro4の半額程度、文句のつけようがない代物だと思う。
翌日には品物が届いた、速い!!

さっそく初期設定を済ませ、各種デバイスのアップデート、そして必要なソフトやアプリを入れて動かしてみたが、気持ち良く動いたので驚いた。さすがRAMが8ギガあるからか?或はCPUの能力のせいか!?
考え中だったStaffpadは必要無いかもしれない。
今まで使っていたFinaleでペン入力してみたら楽々と譜面が書ける。
いつも右手のマウスばかり使っていたが、今度は左手で音符の長さを指定して、右手で音程をペンでツンとすると、簡単に素早く入力できた。とても楽だ‥‥手にも優しい作業だと思う。

ちなみに、写真(ちょっと暗いかも‥)の左側にあるのは、サイレント・ギター等を繋げるとmidiデータとしてパソコンに入力してくれる、つまり、弾いたとおりに譜面に演奏デーを入力してくれる、という優れもののインターフェースです。
これで夜中でも明け方でも、気が向いた時に曲作りや譜面書きができるということだ。
時代は確実に進んでいるんだな〜と感心してしまった。
ちょっと昔はMIDIギターという高価なギターでないとできなかったことが、今では安価で実現できる。凄い時代になったものだ。

大昔はテープに録音しておいて、使えそうなファルセータを譜面に起こす‥‥という作業で曲作りをしたものです。
MIDI規格が現れてからは、キーボードとシーケンサー、或はパソコンを使って曲を作ったり、アレンジしたり譜面に入力したりしていたものだ、懐かしい‥‥。
ただ、キーボードで作るとギター的な感じでは無いフレーズばかりになってしまうことが多々あった。やはりギターで作らなければ‥‥と悶々としていたのだが、今回の買い物でずっと楽に、しかも楽しく音楽の作業ができそうだ。
これで思いついた時に遊びながら曲作りと譜面作りが楽にできそうだ。

asus_303ua.jpg
posted by 飯ヶ谷 守康 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | タマ〜に書く日記

2017年03月14日

ミニコンサートが決まった

ミニコンサートの日程が決まった。

今回のライヴは、ちょっと変わった内容になると思う。
というのも、ひょんなことから知合った安藤紀子さんという女性ジャズピアニストとの共演だ。
といっても、安藤さんはここ何年かフラメンコを中心に演奏されている‥‥良い意味で、珍しい。

本場スペインでもピアノフラメンコの人口?は増えつつあるようで、ジャズやクラシックを弾いていたピアニストがフラメンコの世界に流れてきているようです。嬉しい限りです!!

しかし、さすがに楽器の王様と言われるだけあって、ギター1本では太刀打ちできません。
なにせ1度に最大10個の音が出せるし、音量がすごい。
それに対して、ギターでは6個の音しか出せないし、音量は‥‥負けます(-_-;)
当日はマイクなどの拡声装置は使わないそうで、正直‥‥怖い!!
しかし、ギターだけにしかできない奏法、弾き方、そしてアレンジなどの工夫でカバーするしかないですね。

プログラム的には、それぞれのソロと重奏・合奏を何曲か予定しています。
具体的には4月に入ってから打ち合わせの中で決めることになっているのだが、個人的にはパコのZyryabは、ぜひとも弾きたいと思っている。それからCancion de Amorなんかもピアノとの相性が良さそうだ。
しかし、私自身、ピアノとの共演は初めてのこと、どうなることやら‥‥!?


- PIANO FLAMENCO Vol.5-

演奏:安藤 紀子(ピアノ) 飯ヶ谷 守康(ギター)
日時:2017年6月10日(土)Open 18:30  Start 19:00
会場:音楽堂 ano ano(アノアノ) 東京都豊島区南大塚1-49-2ハイム・デルムンド1F
   (JR大塚駅より徒歩5〜6分)  
http://anoano.net/music/access/
チケット:3,000円(前予約) 3,500円(当日) ※1ドリンク付き
お問合せ/御予約 Office Ann 0422-31-3464

※興味のある方、お暇な方、そしてお忙しい方も‥‥よろしければお越しください。
 
posted by 飯ヶ谷 守康 at 12:54| Comment(4) | TrackBack(0) | タマ〜に書く日記

2017年03月12日

今更ながらのラスゲアード(3連符編)

 フラメンコギターを始めて間もない頃、まず魅力的に感じるのがラスゲアードの3連符でしょうね。
私も“なんか一人前になった錯覚”を覚えた記憶がある。バカですね〜!!
何が無くともラスゲアード、食前食後に3連符‥‥みたいな時期がありました。

ところで、ふと気が付くと、妙なラスゲアードの3連符を弾いている人の多さに気が付いてしまった。
私のところに習いに来る人の中でも、結構妙な弾き方をする人がいる。
でも、“なんかヘンな感じがするんですよね〜!?”と自覚のある人がほとんどなので、正しいというか、本場のギター弾きたちがやっている“フツー”の弾き方を教えてあげると、“あ〜っ、そうなんだ‥”と、その場ですぐにサラサラと弾けるようになる。
ということは、難しくもなんともない弾き方なんですね。
ただ、力の使い方、動かし方がヘンなだけなんだす。

ということで、今更ながらのラスゲアードの3連符について考えてみることにしました。
譜例を見ながら読んでみてください。
rasgueo-2.JPG
1.は指の使い方を書いてあるだけです。誰もが既に承知していると思います。指使いとしては‥‥
1)↓p-↑m-↑p-↓p
2)↓i-↑m-↑i-↓i
‥‥というのが一般的でしょう。

ちなみに、大昔はタブラオなどではP.A.なんて無かったので、ギターの音量が不可欠でした。ということで、ギタリストも2〜3名は当たり前で、“ここ”というところでは、全員で3連符で掻き鳴らしていましたね。体力勝負な部分、でした。
現在ではP.A.つまりマイクなどの拡声装置が充実しているので、そこまで体力を使う必要は少なくなってきたようです。

話を戻して‥‥
上記の1)ですが、初期の頃は音量が必要ということで、mだけでなくma、或はamiの3本を使っていました。バリバリッとした音が出ます。

ここで気を付けたいことは“前腕を軸として回すようにして、指先・爪先を弦にぶつけるように弾く”という弾き方をしてしまいがちなことです。これでは音質が悪くなりがちですし、綺麗に6本の弦を鳴らせないでしょう。
あくまでも全弦を均等に鳴らす‥‥という気遣いが必要です。

YouTubeを見るなら“3連の先駆者?”として名を成した“Juan Maya Marote(ファン・マージャ・マローテ)”氏の動画をじっくりと見ることをお勧めします。
かなり増えてきた“ヘンなレッスン動画”に惑わされないようにしましょう。

2)の弾き方は、人によってはmではなくaを使いますが、軽〜いコードの持続感が欲しい時に使われることが多いようです。
例外的?に強烈な3連が欲しい時にも使いますね。

模範動画:パコ・デ・ルシアの例、です。
paco-ras.jpg

2.は3連符を2回続けた譜例です。
1小節目の3拍目で↓pして、次小節目の1拍目も↓pになりますので、文字通りpがアップアップしてしまいがちです。
手首や前腕の回転よりも、pそのもののハッキリとした動きが必要になります。でないと全弦が鳴りませんから‥‥。
くれぐれも回転を利用して弦にぶつけるような“汚い”動きで弾かないようにしてください。

3.ストロークの動きが↑pから始まっています。ビセンテ・アミーゴもソレアなどで使っていますね。
3拍目のコードをpで“ダラ〜ッ”と響かせたい時に使われます。
つまり1〜2拍は3拍目に掛かる装飾音符的な感じ方で弾いているそうです。

従来の弾き方だと、強調したい3拍目が短くなりがちですからね。
要は、3拍を持続させたいか、3拍目を強調したいか、によって弾き方が変わってきます。
ラスゲアードを聴かせる・見せるのではなく、リズムを表現する・狙った拍を強調する‥‥という表現のためのラスゲアードということです。これが最重要なことですね。

4.はコードを持続させる3連符、です。疲れますね〜!!
実際にはコードの中のいずれかの音を変化させながらコード感も持続させる、という時に使われます。
指遣いは‥‥お好みで‥‥ということになると思います。

いずれにしても技術とか弾き方の目的は、あくまでも表現のためのもので、見せびらかすためのものではありません。
といっても、フラメンコに馴染みのない人たちの前で弾くと、やたらとラスゲアードばかりに耳と目がいってしまうようです。
見せものフラメンコギター、結構うけてしまいますからね‥‥困ったものです。

posted by 飯ヶ谷 守康 at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | フラメンコ処方箋